生保6社の団体年金 4~9月の利回り、11%のプラス
大手生命保険会社6社が企業年金から運用を受託している団体年金(特別勘定)の2009年4~9月の運用利回りが平均で11.79%のプラス(前年同期は6.09%のマイナス)となりました。株式相場が持ち直したことが寄与した結果になります。
団体年金は従業員の年金支払いなどに備えた企業の資金を生保が委託を受けて株式や債券で運用しますが、特別勘定は一定の利回りを約束する一般勘定と違い、運用実績がそのまま利回りに反映されてしまいます。
資金が減少するリスクもありますが、企業は一般勘定と組み合わせて利用して全体の利回りの上昇を狙います。
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