冬のボーナス、増加業種ゼロに 日経中間集計

aiai_mc

2009年11月16日 10:21

2009年冬のボーナス調査(日経中間集計)では主要20業種のうち18業種が軒並み前年比マイナスとなり、残り2業種も横ばいだった。増加の業種はゼロで、製造業、非製造業ともに2年連続で減少した。自動車・部品や機械が2割減となったほか、鉄鋼や化学など輸出関連業種の落ち込みが目立つ。

 支給額の上位3社は鉄鋼大手が占めた。鉄鋼各社は夏冬のボーナス支給額を春の労使交渉でまとめて決めている。08年度の業績が大幅に悪化したことを受け、支給額は前年を下回った。首位のJFEスチールは09年3月期の単独経常利益が前の期比65%減となり、冬のボーナスは前年を7.91%下回った。2位の住友金属工業も12.38%のマイナスだった。

日経新聞 平成21年11月15日記事より

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