現金給与総額が2カ月連続でプラスに
31日に厚生労働省が発表した4月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によりますと、従業員1人当たりの平均現金給与総額(賞与を含む)は前年同月比1.5%増の27万5985円となり、前月に続き前年同月を上回っています。
これは、製造業を中心に残業時間が増えていることが影響しているためとみられています。
ただし、基本給を示す所定内給与に関しては0.4%減の24万7190円にとどまっており、本格的な賃金回復には時間がかかるとしています。
雇用者数では一般労働者が0.5%減の3206万3000人となり、パートは1205万人と1.7%増えています。
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