TOTO労災訴訟の判決確定
大手衛生陶器メーカー「TOTO」(北九州市)の滋賀工場で平成19年5月、機械に挟まれて死亡した西野尾茂信さん(当時39歳)の労災事故をめぐり、先月22日、原告の訴えをほぼ認め、TOTOなどに計約6100万円の支払いを命じる判決が出ていましたが、TOTO側は控訴しない方針を決めました。遺族側も控訴しないということで、判決がこれで確定します。
6月22日の判決は「TOTOと請負業務の現場との間には実質的な指揮監督関係が存在していた」と指摘していました。TOTO側の「偽造請負」の状況を認めた判決です。
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