メタボ対策健診 受診率低調38.3%
内臓脂肪症候群(メタボリック・シンドローム)の対策として、2008年度から始まった特定健診の初年度受診率が38.3%にとどまったことが、厚生労働省のまとめで分かりました。
当健診は、市町村・健保組合などの保険者が、40~74歳の加入者を対象に実施するもので、厚生労働省によりますと、対象者約5190万人のうち、受診したのは約1990万人にとどまっているとしています。
保険者別では、共済組合が58.7%、組合健保は58.0%と比較的高い一方、市町村国保は30.8%、協会けんぽは29.5%、国保組合は31.3%と低迷しました。
メタボ該当者(腹囲が一定値以上のもの)は288万人(14.5%)で、”メタボ予備軍”は247万人(12.4%)に上りました。
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