日本生命が企業年金10%減額へ
生命保険最大手の日本生命保険が、自社の企業年金の支給総額を削減する提案を労働組合に申し入れたことが分かりました。退職金の支給水準の見直しなどを行い、従業員1人あたり支給総額を平均10%程度減額する計算となります。
運用難・会計基準の変更などによって、企業年金の積み立て不足を抱える企業では財務が一気に悪化する恐れがあるためで、企業年金の積立不足を抱える企業においては、同様に見直しが相次ぐとみられています。
日本生命は、組合の了解を得ることができれば、2011年度にも制度を変更する方針としています。
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