日系人労働者の4割以上は公的年金未加入
国内事業所(民間)で勤務する日系人労働者(ブラジル人・ペルー)を対象とした就業
実態調査において、公的年金未加入者の割合が4割以上、健康保険は6割以上の者
は加入しているものの、約1割の者が未加入であるなどの環境におかれていることが
判明しました。
就業形態においては45.9%がパートやアルバイトといった不安定な就業形態となっ
ており、前職と現職を比較した場合6割強は賃金が減少したと回答し、「20万円以上
25万円未満」が約3割を占め、最多でした。
この調査は、日系人労働者の就業実態を把握し、失業中の者を含めた日系人労働
者に対する就職支援を実施する基礎資料とするため、厚生労働省が独立行政法人
労働政策研究・研修機構に要請して、実施したものとされています。
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