平成22年度「出生に関する統計」の概況
厚生労働省は12月10日、平成22年度「出生に関する統計」の概況を発表しました。
概要は以下のようになっています。
1 婚姻・出生の推移
(1) 出生の年次推移
合計特殊出生率は、平成18年以降緩やかに上昇している。
(2) 初婚の年次推移
近年の妻の年齢階級別初婚率は、20歳台前半は低下し30歳台は上昇している。
(3) 婚姻・出生の年次別分析(時代による変化)
晩婚化、晩産化が進んでいる。
(4) 婚姻・出生の出生コーホート別分析(世代による変化)
[1] 出生コーホート別にみた年齢別初婚率・出生率
晩婚化、晩産化が進んでいる。
[2] 出生コーホート別にみた累積出生率の分析
ア 年齢別累積出生率
出生時年齢は上昇し、世代ごとにみた出生率は低下している。
イ 累積出生率の年齢階級別内訳
合計特殊出生率は上昇したが、昭和45年生まれまでの世代ごとにみた出生率は上昇していない。
ウ 出生順位別累積出生率
すべての出生順位で、世代ごとにみた出生率は低下傾向となっている。
エ 子を生んでいない女性の割合
子を生んでいない女性の割合は増加している。
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