地銀で既卒3年までは新卒扱い
全国の地方銀行が既卒3年までの人を新卒者扱いで採用する仕組みを相次いで導入します。最大手の横浜銀行や千葉銀行などは2012年入行の新卒採用から始める予定で、今後、採用人数が比較的多い地銀も取り入れることで、地域の雇用環境の改善に寄与しそうです。
福岡銀行や広島銀行、山陰合同銀行なども同様の採用を決めました。
有力地銀は採用人数が各地域でトップクラスの場合が多く、Uターン就職も含めて学生の人気があります。 地域経済の回復が立ち遅れるなか、総採用数はあまり増えていませんが、地域の雇用情勢に好影響を与えることは期待できそうです。
厚生労働省は昨年末に「青少年雇用機会確保指針」を改正。企業の努力義務として、少なくとも卒業後3年間は既卒者が新卒者枠で採用活動に応募できるようにすることを盛り込みました。
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