2010年04月22日
来春の大卒求人数が2割減少
リクルートのワークス研究所が21日発表した2011年三月卒業予定の大学生・大学院生に関する調査によりますと、民間企業の求人総数(推計)は前年比19.8%減の582,000人と2年連続で減少しました。就職希望者1人当たりの求人数を示す求人倍率も、前年比0.34ポイント減の1.28倍と2年連続で低下しました。
規模別では、従業員1,000人以上の企業の求人総数は約145,000人で前年より9・0%減少。1,000人未満の企業の求人総数は約427,000人で、22・8%減と大幅に減少しました。
ただ、従業員5,000人以上の大企業では、10年3月卒の求人数の最終見通し(09年秋調査)に比べ、11年3月卒の求人数が26・1%も増加しており、大企業の新卒採用に回復傾向がみられます。このため同研究所は、「学生の質を問う『厳選採用』は続いているが、一部の大企業では採用意欲に回復の兆しが見られ始めた」と分析し、今後の全体的な求人倍率が就職氷河期といわれた00年3月卒の水準(0・99倍)までには落ち込まないとみています。
業種別の求人倍率は、流通業が4.17倍と最も高かったのですが、前年比では0.49ポイント低下しました。最も低かったのは金融業で0.01ポイント低下の0・20倍。製造業は1.66倍、サービス・情報業は0.48倍でした。
学生側は、従業員1,000人以上の企業への就職希望者が前年比13.0%減ったのに対し、従業員1,000人未満の企業への就職希望者は前年より29.8%増えており、前年に顕著だった大手企業志向は多少緩和ました。
調査は2~3月に実施し企業約4400社と大学生・大学院生約14,600人の回答から推計しました。
規模別では、従業員1,000人以上の企業の求人総数は約145,000人で前年より9・0%減少。1,000人未満の企業の求人総数は約427,000人で、22・8%減と大幅に減少しました。
ただ、従業員5,000人以上の大企業では、10年3月卒の求人数の最終見通し(09年秋調査)に比べ、11年3月卒の求人数が26・1%も増加しており、大企業の新卒採用に回復傾向がみられます。このため同研究所は、「学生の質を問う『厳選採用』は続いているが、一部の大企業では採用意欲に回復の兆しが見られ始めた」と分析し、今後の全体的な求人倍率が就職氷河期といわれた00年3月卒の水準(0・99倍)までには落ち込まないとみています。
業種別の求人倍率は、流通業が4.17倍と最も高かったのですが、前年比では0.49ポイント低下しました。最も低かったのは金融業で0.01ポイント低下の0・20倍。製造業は1.66倍、サービス・情報業は0.48倍でした。
学生側は、従業員1,000人以上の企業への就職希望者が前年比13.0%減ったのに対し、従業員1,000人未満の企業への就職希望者は前年より29.8%増えており、前年に顕著だった大手企業志向は多少緩和ました。
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Posted by aiai_mc at 21:27
│「人事労務」最前線