2010年05月20日

経団連が集計 夏のボーナス、2年ぶりプラスに

 日本経団連は19日、大手企業の2010年夏季賞与・一時金妥結状況(第1次集計)を発表しました。
妥結額は前年比1.51%増の79万468円で、1次集計としては2年ぶりに前年を上回りました。景気の持ち直しに伴う企業業績の回復を反映したかたちで、7月中旬に最終集計をまとめる方向です。

 東証1部に上場する従業員500人以上の68社から回答を得ました。製造業が3.2%増の77万2195円、非製造業は1.3%減の82万5850円でした。業種別では全15業種のうち、食品、非鉄・金属、電機など11業種がプラスとなり、セメント、鉄道車両など4業種がマイナスになるなど業種や企業によるばらつきが大きく、経団連は「回復はまだら模様」としています。


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