2010年07月13日

NEC、人事業務の一部を中国の天津オフィスに移管

 NECは7月から給与計算、出張旅費精算等の人事サービス業務のうち定型的な作業を、子会社NEC中国(北京市)の天津オフィス(天津市)に移管を開始しました。

 NECは100%子会社のNECプロサポート株式会社を人事サービス業務のシェアードサービスセンターと位置づけ、本体とグループ各社の業務を集約しています。この一部を移管します。今回、更なるコスト削減のため、ITソリューションやソフトウェア開発事業を行っている日電(中国)有限公司(本社:北京市)の天津オフィスにグループ内の人事サービス業務を請負う専任組織を設置し、NECプロサポートに集約した業務の一部を移管しました。

 人件費やフロア費用が安価なため、運営コストは日本の半分程度になるといいます。また、中国への移管時には、同時に業務のシンプル化・標準化も実行するとのことです。

 天津では現地社員10~20名程度で業務をスタートするが、1~2年後にはグループの人事サービス業務の約4割を最終的に移管し、50名程度まで拡大する予定ということです。 


同じカテゴリー(「人事労務」最前線)の記事
 未納の国民年金、後払い申請開始 過去10年分対象 (2012-08-01 22:02)
 AIJ社長ら追起訴 起訴額計100億円―東京地検特捜部 (2012-07-31 20:12)
 未成年の男性自殺:上司パワハラが原因 労災認定 (2012-07-30 20:46)
 改正労働契約法が衆院を通過 (2012-07-27 22:27)
 12年度最低賃金引き上げ、平均7円  (2012-07-26 19:24)
 OBの企業年金減額しやすく AIJ対策で厚労省が見直し案 (2012-07-26 19:22)


削除
NEC、人事業務の一部を中国の天津オフィスに移管