2010年08月30日

南相馬の不当解雇問題:勝訴の給食職員4人、来月復帰 /福島県

 南相馬市の知的障害者授産施設を運営する県福祉事業協会(山田荘一郎理事長)に不当解雇されたとして職場復帰などを訴え福島地裁で全面的に勝訴した給食職員4人が27日、3年ぶりに勤務を再開すると発表しました。県庁で会見した職員は「くじけそうになったが、頑張って良かった」と口をそろえました。

職員によると、7月2日~8月26日、同協会と団体交渉し、働いていた施設で9月1日に勤務を再開することが決まったそうです。職員の1人は「施設の利用者が喜んでくれるよう働きたい」と話しています。

職員は07年8月、業務委託を妨害したとして解雇され、同年12月に提訴。今年6月、同地裁は職員の解雇を無効とし、判決が確定しました。




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