2010年11月15日

減税規模、1000億円に=雇用促進税制で-政府税調

 政府税制調査会が、雇用を増やした企業に対して税制面で優遇する「雇用促進税制」の減税規模を、全体で1000億円程度と見込んでいることが12日、明らかになりました。一定の数や率で雇用を増やした
企業には法人税を大幅に優遇するといいます。財源は租税特別措置の廃止などで捻出(ねんしゅつ)する方向です。大規模な減税措置で雇用拡大を後押しし、景気を下支えする計画です。
 
 新規採用に積極的な成長力のある企業の支援が狙いで、赤字企業には適用はしない方向です。
対象は幅広くとらえ、正規、非正規を問わず雇用を増やした企業であれば「成長企業」とみなして減税します。
 
 そのほか、雇用を増やした人数や割合など具体的な条件、優遇の規模は今後詰る予定です。
企業規模にかかわらず適用できる基準にするほか、正社員のほか、非正規社員も対象にする方針です。

同じカテゴリー(「人事労務」最前線)の記事
 未納の国民年金、後払い申請開始 過去10年分対象 (2012-08-01 22:02)
 AIJ社長ら追起訴 起訴額計100億円―東京地検特捜部 (2012-07-31 20:12)
 未成年の男性自殺:上司パワハラが原因 労災認定 (2012-07-30 20:46)
 改正労働契約法が衆院を通過 (2012-07-27 22:27)
 12年度最低賃金引き上げ、平均7円  (2012-07-26 19:24)
 OBの企業年金減額しやすく AIJ対策で厚労省が見直し案 (2012-07-26 19:22)


削除
減税規模、1000億円に=雇用促進税制で-政府税調