2011年02月03日

外国人雇用の状況について

 厚生労働省は1月31日、外国人雇用状況の届出に基づき、平成22年10月末現在の届出状況を集計し、公表しました。

概要は次のとおです。
(1)外国人労働者を雇用している事業所数は108,760か所(前年同期比13,466か所、14.1%増)
(2)外国人労働者数は649,982人(前年同期比87,164人、15.5%増)
(3)国籍別外国人労働者数は、中国が最も多く287,105人で、外国人労働者全体の44.2%。次いでブラジル、フィリピンの順で、それぞれ116,363人(同17.9%)、61,710人(同9.5%)
(4)外国人労働者を雇用する事業所及び外国人労働者は、ともに東京都が最も多く、全国に占める割合はそれぞれ24.1%、23.8%。外国人労働者は、以下、愛知、静岡、神奈川、大阪の順に多く、この5都府県で全体の半数を超える
(5)産業別にみると、外国人労働者を雇用する事業所、外国人労働者ともに、製造業が最も多く、全体に占める割合はそれぞれ31.6%、39.9%
(6)事業所規模別では、「30人未満の事業所」が最も多く、外国人労働者を雇用する事業所の52.9%、外国人労働者全体の33.6%を占める
(7)労働者派遣・請負事業を行っており、外国人労働者を雇用している事業所は18,830か所で、事業所全体の17.3%、当該事業所に就労している外国人労働者は181,021人で、外国人労働者全体の27.9%



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