2011年04月05日

震災の影響により解雇者等928人

 福島労働局は、東日本大震災の影響で事業所が被災した県内の労働者928人が既に解雇されたか、今後解雇される予定になっていると発表しました。

 福島第一原発の半径30キロ圏外の人数で、今後原発の問題が長期化すれば、同圏内の事業所(推計約4750の事業所)で働く推計約5万7000人についても失業につながる可能性があるとみています。

 同局が今月14~28日に、30キロ圏外の従業員100人以上の県内の事業所に対し、各ハローワークを通じて調査しました。その結果、68事業所で928人が解雇されたか解雇予定となり、6046人が事業主から休むように言われました。

 また、新卒者については、地震後、15社(24人)で内定が取り消され、20社(86人)で就職の時期を遅らせることが決定しています。

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