2011年04月25日

仕事中の津波被災に労災認定 福島県内で初

 福島労働局は22日、東日本大震災による死亡者に対して、福島県内で初めて労災認定をしたと発表しました。
遺族の生活再建のため、今後も認定作業を早く進めていくといいます。
 同局によると、労災が認められたのは福島県いわき市の女性で、同市内の工場で勤務中、
津波に巻き込まれて襲われて死亡したそうです。女性の遺族からの申請を受け、いわき労働基準監督署が21日、遺族補償一時金、給付基礎日額の1000日分を支給する決定をしました。
 同局管内では21日現在、震災による遺族補償給付の請求が34件あるそうで、被災者への労災保険の周知をはかり、遺族の早期救済に努めるとしています。





同じカテゴリー(「人事労務」最前線)の記事
 未納の国民年金、後払い申請開始 過去10年分対象 (2012-08-01 22:02)
 AIJ社長ら追起訴 起訴額計100億円―東京地検特捜部 (2012-07-31 20:12)
 未成年の男性自殺:上司パワハラが原因 労災認定 (2012-07-30 20:46)
 改正労働契約法が衆院を通過 (2012-07-27 22:27)
 12年度最低賃金引き上げ、平均7円  (2012-07-26 19:24)
 OBの企業年金減額しやすく AIJ対策で厚労省が見直し案 (2012-07-26 19:22)


削除
仕事中の津波被災に労災認定 福島県内で初