2011年05月13日

民主党改革案 医療費軽減 中学生以下1割

 政府の税と社会保障の一体改革に関し、民主党の「社会保障と税の抜本改革調査会」がまとめた医療・介護制度改革素案の全容が11日、明らかになりました。現役・高齢世代の負担を公平に近づけるため、中学生以下の医療費の窓口負担割合を1割とることにより負担軽減を図ります。また支払額に上限を設けている高額療養費制度を、難病患者ら長期療養者向けに拡充する方針を打ち出し、財源として一般外来患者の窓口負担に一定額を上乗せする「受診時定額負担制度」の導入も検討するとしています。

 民主党は素案を近く政府の「社会保障改革に関する集中検討会議」に提案します。同会議が5月末にまとめる社会保障改革案に反映することを目的としています。




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