2011年05月30日

病院ベッド140万床に抑制 厚労省案、入院日数3分の1削減

 厚生労働省が「社会保障と税の一体改革」に盛り込む病院改革の具体案が明らかになりました。機能別に病床を再編し、現在の130万床から2025年に170万床以上に増えると見込まれるベッド数を140万床弱に抑えるといいます。また平均入院日数を一般的な病床で3分の1程度削減し、医療費を抑制する計画です。
 病床を機能別に分けることも検討しています。高度な医療を担う病床、一般病床、
リハビリ用病床に分け、それぞれ特化した人材や設備を配置するといいます。病床を機能別に分けることで、患者のたらい回しを防ぐほか、平均入院日数3分の1に減らしたい考えのようです。
 日本は先進諸外国に比べて人口に対して病院ベッド数が多く、入院日数も長いのが現状です。これが医療費が膨らむ一因になっています。





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