2011年07月05日

助成金不正受給容疑で社長らを逮捕―広島

 4日、広島県警捜査2課と広島中央署は国の雇用安定助成金をだまし取ったとして、広島市中区の建設会社長・箱崎喜一容疑者と同社取締役の西村洋容疑者2人を詐欺の疑いで逮捕しました。

 県警などの調べによると、2人は共謀して中小企業緊急雇用安定助成金の不正受給を計画したとのことです。2009年9月から2010年8月にかけ、16人の従業員がいるとする架空の会社名で従業員らが休業し教育訓練を受けたとする虚偽の申請書類等で広島労働局へ助成金を申請し、教育訓練費や休業補償として計約3千万円を詐取した疑いです。労働局が10年7月、助成金を給付した企業の実態を調べ、発覚しました。


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