2011年10月28日

雇用調整助成金対象者 5か月連続で減少

 業績が悪化しても従業員を雇用し続ける事業所に支払われる国の助成金について、先月、対象となった労働者はおよそ88万人で、前の月より8万人余り減少したことが分かりました。厚生労働省は「製造業を中心に企業の業績が改善していることが要因だ」と分析しています。

 厚生労働省によりますと、先月の申請件数は全国で4万7000件余りで、対象となる労働者はおよそ88万人と前の月と比べて8万人余り減少し、5か月連続で前の月を下回りました。厚生労働省は「自動車などの製造業の生産活動が活発となり、多くの企業の業績が改善したことで助成金の申請が減少したのではないか」と分析しています。





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